41歳 気づけばすっかり子育て主婦。


by bolero74

事故

2014年1月24日。

車で転落事故。

3.5mの崖から転落し、今まで生きてきて初めて死を身近に感じた。

ゆっくりと車体がスローモーションで落ちていくのを。

目の前の柵がパタパタと落ちていき、
薄い雲の散らばった、水色の空が見え、
お願いだから、嘘と言って、夢であってほしい、と願い、
枯れ草の広がる斜面に落ちていくのが見え、
ああやっぱり夢じゃないよね。。この先どうなっちゃうんだろうと思い、
私の、前にクロスする両腕と、その間から銀色のエアバッグが飛び出てくるのが見え、
エアバッグ、ちゃんと出るんだ・・銀色なんだな~と思い。。

視界は狭くなり、方向感覚がなく、自分がどういう状態か全くわからない。

後ろで、助けて という声が聞こえて、一緒に叫んでみるけど、声は車内にこもって、外には聞こえないな、と判断。加えて、助けて、というと、恐怖心がでてきそうで、やめる。

細かい硝子の破片と、潰れて飛び出たカーナビと、白い煙のようなものが見え、もしかしたら爆発するかも、と思う。
シートベルトを外そうとするが、外れない。

足が偶然、クラクションに当たり、プ と音がでたので、これだ、と思い、鳴らしまくる。

Kちゃんに、車から出れるようならとにかく逃げて、と言う。そして、出来ることならベビーを連れて出てほしい、とお願いする。

これで死ぬのか。。死って、こんなにあっけないものなのか。と、拍子抜けする。

シートベルトは外れない。

Kちゃんが、ベビーを抱っこして外にいるのが見え、安心する。

あぁ良かった、ベビーが無事で。

もう いいや。良かった、ベビーが無事なら、それでいいや。と思う。

少し一息つく。

自分の淡白さに意外だな、と思いつつ、いやいや、あかんやろ。脱出せな、と、思い直す。

爆発はしなさそうだけど、腰が尋常じゃなく痛い。

このままの姿勢はマズい、と思う。

再びクラクションをならし続け、駆けつけた人にシートベルトを切ってもらい、車から這い出る。

Kちゃんに謝る。

すぐにベビーのところへ行きたいが、腰が痛すぎて、歩けない。
無理をしてはだめだと思い、車の横に倒れ込み、目を閉じる。

車を出てからは、Kちゃんとベビー意外、目に入らなかった。
ベビーを目で追うばかりで、車を一度も見なかったので、転覆状態だったと、後で聞かされて知った。

怪我は、私は腰椎圧迫骨折と、胸椎2本ヒビ。
Kちゃんは 上顎ヒビと、前歯一本抜けた。

ベビーは無傷。。

神様、本当に感謝します。
そして、ベビーシートの偉大さに感服です。
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by bolero74 | 2014-03-03 23:31 | ひとりごと