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なんか残したいときのブログです


by bolero74

グレート・ギャツビー

村上春樹が翻訳した、フィッツジェラルドのグレート・ギャツビーを ようやく読みました~。

グレート・ギャツビー_a0083864_23232943.jpg


洋書って、翻訳者によって面白かったりそうでなかったりするけど、フィッツジェラルドに関しては特に差がでてるんじゃないか、と個人的には思います。

フィッツジェラルドの短編集、他の人の翻訳本全然面白くなかったんだよなぁ~。。
で、ある日村上春樹の訳本を読んだら、ハマッタ!!

なんでなんだろ?

なんで村上春樹だと面白いんだろ?

な~んでかわかんないけど面白いんだよなぁ~。。

グレート・ギャツビーのあとがきで、村上春樹が、訳本は時代に合わせてバージョンアップが必要だ、て言ってるんです。確かに他の訳本だと、"実際そんな言い回ししないだろ~。。苦笑"的なところがあるんですが、村上春樹の訳本にはそれがない! なもんで、素直に読めて、ストーリーに入り込めるんです。
そういうところも一つの要因なんだろうな~。。

で、今回の 『グレート・ギャツビー』 読んだ感想を一言でいうなら・・

せつない

これにつきますね。

いろ~~~んな意味で。

モチ、みなさんお好きな(?) "せつない愛"もありますよ。

読み終わった後は、 うぅ。。せつないゼ。。
となること間違いなしです。

もちろん、ただ単なるオセンチ小説では全くないので、こんな一言で済むものじゃないんですが、私がくどくど言っても仕方ないのでやめときます。笑。

村上春樹は、このグレート・ギャツビーが、人生で出会った最も重要な本らしいです。 なのでこの本と出会った時は60歳になるまで翻訳をするつもりもなかったらしい。。
すごいなぁ~。 私もそんな本に巡り会いたいし、そんな翻訳家になりたい(絶対ムリ。。苦笑)ものです。

あ、ちなみに以前、訳本を読む前に家にあるグレート・ギャツビーの原作本(洋書)をオリジナルで訳そうと試みたんですが、難しいのと全然進まなかったので、結局誘惑に負けて、今回翻訳書を読んでしまいました。

訳書を読んでしまったけど、気がむいたら少しずつ訳してみようかな。。
60までに終わるかな。。?
by bolero74 | 2007-01-15 23:33 |